これまで、観光スポット各ジャンルの、2009年の入場者数ランキングについて書いてきました。
(水族館 / 動物園 / 遊園地・テーマパーク / 博物館(含む美術館))
せっかくなので、並べてみよう、ということでグラフにしてみました。

上位10位のみの積算ですので、比較するにはやや精度に難がありますが、概観するのには充分かな、と考えております。
また、個別のランキングでも触れましたが、複合的要素を持つ施設がどちらかに組み込まれているため、その意味でも正確性には欠けます。(複合的要素を持つ施設とは、八景島シーパラダイスや東武動物公園などです)
どこまでも、ざっくりとした比較の役にしかたたないかと思います。これをもとになにかを考えられる場合には、ご留意ください。
博物館には、科学館、美術館、鉄道系博物館も含まれています。博物館というと、科学系以外の歴史、文化的な品々を扱う施設、という印象を持っていたのですが、ミュージアムという言葉にも、法的な括りとしても、美術館や水族館、動物園なども含むのだそうで。
さて、水族館と動物園、そして博物館(含む美術館)は、10位までの積算で1500万近辺と、3分野がほぼ拮抗している状態となっていました。
動物園では、水棲生物も扱われているわけですから、動物園と水族館が同程度の集客力を持っているというのは、日本人の魚好きが窺われます。
となると、欧米や他のアジア諸国だと、両者のパワーバランスはどんななんだろう、という興味は湧いてきてしまいます。
でも、データがすぐに揃わなさそうなのと、海が近くにない土地では、そもそも水族館が作りづらいから、地理的要因が大きく影響してしまうだろう、と考えると、データの扱いもむずかしそうなので、ひとまず断念するしかなさそうですね。
動物園と水族園を合わせると、つまり、陸棲の生き物を中心に扱う施設と、水棲の生き物を扱う施設を合わせた、生き物を扱う施設全般として捉えると、その他の博物館の倍程度の動員力がある、と見ることができます。
やっぱり、動いているものへの、また、広い意味で同族への興味は、大きいのでしょうか。
ただ、それらの3分野(水族館、動物園、博物館)の10位までの積算でも、ディズニーの二つの施設よりも、動員力は小さい、ということになります。
11位以下まで積み上げていくと、同じくらいかもしれませんが、すみません、ここではそれは割愛します。
もうちょっと引いた視線で見てみよう、ということで、もうひとつグラフを作ってみました。

広い意味での博物館合計(水族館+動物園+博物館、含む美術館)は、遊園地・テーマパークのグラフと、まあ伯仲する感じかな、というとこでしょうか。
もちろん、三分野の10位までを足していて、広い意味での博物館分野の、概ね30位までを足したくらいの状態ですから、さらに正確性は減じていますけれど……。
あ、なんかここまで、動員数にこだわっていますが、動員力がすべてだ、なんてつもりはありません。
せっかく数値を扱う機会があったので、それを活用して、概況を見てみたい、というのがこの項の趣旨となっております。
・・・・・・なのに、もろもろ比較してしまっているのは、書き手の品性に問題があると云えそうです(笑)
さて、せっかくなので別のレジャーとも比べてみよう、ということで、いくつかデータを並べてみました。
プロ野球の2009年観客動員数(出典:プロ野球Freak)
プロサッカーの2009年観客動員数(出典:日本サッカー協会)
カラオケの2009年年間利用者数(出典:全国カラオケ事業者協会)
プロ野球は、以前のスーパー水増し発表(東京ドームの席が4万数千しかないのに、5万5千の発表が通例だった、などなど)から、実数に近い数字の発表に切り替わっているそうです。
サッカーは、実数発表が原則ですが、どこかのクラブが水増し発表をしていたとか。とはいえ、かなり実数には近いと思われます。
カラオケが、どんな計算で出しているかはちょっと不明です。
で、並べてみますと。。。
プロ野球の動員数は、東京ディズニーランド&シー(テーマパークのトップ施設)とほぼ同じなのですなあ。改めて、凄まじさが感じられます。
カラオケは、日常の中に溶け込んでいるので、もっとすごい数値になるのかと勝手に思っていましたが、博物館系施設の3分野合計とほぼ同じとなっています。それぞれの11位以下を積み上げると、博物館3分野の方が上回るわけで、意外さを覚えてしまいました。
なお、野球とサッカーは、試合数が違うので、比較してどうなるものではないのと、テレビ観戦をする人たちがいるので、影響度という意味では動員数だけでは測れない、というのも確かそうです。
さて、他のレジャーとしては、数値はあったものの、グラフが見づらくなるので掲載しなかったのが、映画であります。
日本映画製作者連盟の数値では、2009年の動員数は1億6930万人だそう。不振だと騒がれていた時期もありましたが、やはり娯楽の王様ではあるのですねえ。単価などは、ちょっと脇に置いた話ではありますが。
・・・・・・ほかに、なにか比較対象となりうるレジャーはありますかね??
コンサートは、集計がむずかしそう。お祭りは、単発ですから、ちょっと比較の意味合いが薄そうでありますし。
来年までに、なにか思いついたら、増やしていきたいと思います。
























